KEK放射光検討委員会_委員会の設置目的と組織図

KEK放射光検討委員会

１) 委員会の設置目的と組織図

学術研究と人材育成を主要なミッションとするKEK放射光計画は，全国の放射光利用者にとりまして待望の早期実現の可能な計画です。
このKEK次期光源計画は，ユーザーの強い要望と国内外の放射光科学の進展を俯瞰した現状分析に基づいてPF-UA戦略・将来計画検討小委員会がまとめました「PF-UA白書：PFおよび日本の放射光科学の将来への提言」（2015年2月）を契機として，物質構造科学研究所運営会議のPF将来計画検討委員会にて，10回にわたる検討・協議の上，運営会議に提出・承認されました「PF将来計画検討委員会最終報告書」（2016年3月）を基盤としております。
KEK放射光検討委員会は，広くコミュニティからの要望を計画に反映させ、その早期実現を図るために，全国の放射光科学の関係者の皆様にご参加頂き，利用の階層性を考慮した三つの委員会（KEK放射光運営形態検討委員会，KEK放射光ビーム利用検討委員会，KEK放射光ビームライン検討委員会）で構成されております。これらの委員会はKEK内部の推進組織との相互補完的な連携により運営されます。