構造物性ユーザーグループ

    ●ユーザーグループ設立の目的
    放射光構造物性研究では、放射光X線の特長を利用することにより、結晶構造(特に電子自由度構造)を決定し、それを基に構造と物性との関連性を解明することを目的としている。構造物性ユーザーグループは、この目的を達成するために、お互いの科学的情報を交換し合い、必要なハード・ソフトウエアを計画・整備し共有化するためのグループである。さらに、本グループは、SPring-8 を中心的に利用する研究グループや、原子炉JRR-3やJ-PARCの中性子やミュオンを利用した研究グループとも協力することにより、幅広い観点から研究を推進し、構造物性研究の中核的存在となることを目指している。

    ●主要ビームライン
    3A, 4B2, 4C, 8A, 8B, 11B, 11A, 13A, 16A, NE1A, NE5C

    ●今までの活動実績と今後の予定
    ユーザーグループでは、物理学会の年会・分科会の開催に合わせて、インフォーマルミーティングを定期的に行い、構造物性分野での最先端の話題や、PFでのグループ活動などに関する情報共有を行うとともに、競争的資金獲得により、より一層のアプリケーション類の充実を目指していく。また,新人養成のための小規模の説明会、実地での講習会を施設スタッフと協力して行っていく。さらに構造物性研究の中核として、本グループは施設への提言や優れた研究者の輩出などを系統的に議論・実践していくことを目指している。

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