固体分光ユーザーグループ

    ●ユーザーグループ設立の目的
    固体分光ユーザーグループは、(1)物質の主にバルク物性を反映するような固体中の電子構造の研究を、Photon Factoryにおいて推進すること、(2)この分野の研究者間の情報交換、研究交流の促進、(3)施設ユーザーと施設との間のパイプ役を担うこと、等のために設立された。

    ●主要ビームライン
    BL-28A, BL-16A, BL-2A

    ●今までの活動実績と今後の予定
    活動実績:
    BL-28AにおけるARPESエンドステーションの建設・整備(2005−現在)、S2課題実施
    BL-16AにおけるS2課題実施
    PF研究会の開催

    今後の予定:
    Photon Factoryの強みであるVUVからSXまでの領域の光を駆使し、高分解能角度分解光電子分光(ARPES)、軟X線吸収分光(XAS)、X線磁気円二色性(XMCD)、共鳴軟X線散乱(RSXS)といった実験手法を展開・発展させつつ、研究者間の情報交換・交流を行う。具体的には、BL-28AにおけるARPESエンドステーションの性能向上、BL-16AにおけるXMCD、RSXSの整備と性能向上、研究会の開催、ユーザーグループの要望の取りまとめを行う。



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