お知らせ

位相計測ユーザーグループ

●ユーザーグループ設立の目的
1990年代前半より、Ｘ線位相情報のイメージングへの利用研究が興り、ＰＦはそのアクティビティにおいて初期から重要な役割を果たしている。それを受けて、イメージング分野を中心に、Ｘ線コヒーレンスおよびＸ線位相計測に関する技術的および学術的情報交換の機会の提供と、ＰＦの設備向上を求めることを目的とする。また、将来光源の議論において、Ｘ線コヒーレンス利用は非常に重要なキーワードであり、本ユーザーグループはＰＦ研究会の開催や関連シンポジウムの協賛を行い、活発な実りある議論を行う。

●主要ビームライン
14B, 14C, 3C, 7A

●今までの活動実績と今後の予定
これまで、３回のＰＦ研究会（Ｘ線位相利用計測における最近の展開（KEK Proceedings 2002-22）、Ｘ線位相利用計測における最近の展開Ⅱ（KEK Proceedings 2005-6）、Ｘ線位相利用計測の将来展望（KEK Proceedings 2007-18））を開催し、その後は、International Workshop on X-ray and Neutron Phase Imaging with Gratings (AIP Proc. 1466)などを協賛している。今後も引き続いて情報交換の機会を提供し、Ｘ線位相計測の応用展開も加速させるため、他のユーザーグループとの交流も進めたい。