原子分子科学ユーザーグループ

    ●ユーザーグループ設立の目的
     本UGは、設立以来、VUV・SX領域で、原子・分子・イオン・クラスターなどの広範な種類の少数量子多体系を対象にして、光子との相互作用ダイナミクスの知識の拡充と、種類や多様性を超えた現象の普遍的な理解の深化を目指してきた。
     本UGに属する研究者の特徴は、物質の多様性のみならず現象の多様性に研究の力点を置いていることである。このため、それぞれ独自の実験技術・装置を駆使し実験を遂行している。このような事情から、PFのビームラインの性能を効率よく引き出して実験を進めるためには、個々の研究単位間の技術的な情報交換や相互連絡が重要になってくる。また、UGとして研究者が緊密に相互関係を構築することにより研究の育成、継続、発展をはかり、物質世界の階層構造の重要な一翼である原子分子科学を発展させることが可能となる。

    ●主要ビームライン
    2,7,13,16,20A,28B

    ●今までの活動実績と今後の予定
    (1) サイエンスフェスタ,KEKLSワークショップ期間中やそれ以外の日程で, ユーザーグループミーティングを開催し,定期的に意見交換の場を設けている.

    (2) PF研究会「先進的放射光利用による原子分子科学」(2016年1月12日(火),4号館 セミナーホール)を開催し,PFユーザーだけでなく興味を同じくする他の放射光施設ユーザーも交え,研究交流を行った.

    (3) サマーチャレンジへの積極的参加などを通し,大学院生,ポスドクの育成に力を入れている.

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